システム
クラウドコンピューティング †
意味 †
- 個人や企業の情報管理・必要とする機能をインターネット上で実現する利用形態。
利用者はそのシステムが稼動しているサーバー等を意識することなく利用出来る。
SaaS(サーズ)はクラウドコンピューティングのひとつとも言える。
クラウドコンピューティングの活用ジャンル †
- 無料または安価なメールの記録・使用
- 無料または安価なファイル管理(オフィス系の文章・表計算・オンラインストレージ等)
- 安価なグループウェア管理サービス
- 安価なCRM管理サービス
クラウド展開の増加傾向 †
- 従来型のソフトウエア(ソフトウエア製品をパソコン・専用サーバー等へインストールする社内保有タイプ等)を提供する大手企業(代表例:マイクロソフト)は、クラウドコンピューティングのサービスを予定・展開しているケースが増加している。
クラウドコンピューティングの課題 †
- クラウドコンピューティングの課題としては下記が考えられる。
- セキュリティの問題
- 障害発生時の対応・原因特定が容易ではない問題
- 依存性の問題
クラウドコンピューティングの実例 †
- Google
- 無償のクラウドコンピューティングサービス。
- 「Gmail」・・・大容量(数GB)のメールの記録が可能。WEBメールの優れたユーザビリティ。
- 「Google apps」・・・マイクロソフトのOffice「ワード」「エクセル」と基本的な互換性のある、ブラウザ上で操作可能なワープロ・表計算機能。
- salesforce.com(セールスフォース・ドットコム)
- 安価で多機能なCRMシステムのクラウドコンピューティングサービス。
- 顧客管理・営業支援機能のSaaS型CRM「Salesforce CRM」
- Amazon
- 商用のクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services」
- オンラインストレージサービス「Amazon S3」(Amazon Simple Storage Service)
- 仮想サーバのレンタルサービス「Amazon EC2」(Amazon Elastic Compute Cloud」
- データベースサービス「Amazon Simple DB」
関連書籍 †
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